集合的視線推定システムに関する実証実験

研究目的

本実験は、カメラ画像を入力とした視線推定技術の有効性を実証することで、マーケティングや人物誘導支援による経済活動の効率化に資することを目的とします。

研究概要

  1. アジア太平洋トレードセンター既設のデジタルサイネージシステムにカメラを設置し、サイネージシステムの閲覧者および付近を通過する人を撮影します。
  2. 撮影された動画から検出された顔をコンピュータで機械的に解析することにより、特定の個人を識別しない範囲で視線方向や顔属性を推定・分析します。
  3. 解析により得られた注視位置の情報を全閲覧者で統合し、サイネージの表示コンテンツ上で集合的な注意の動きを可視化することで、当該情報の精度を検証します。

撮影の実施方法

撮影実施期間

2018年12月15日〜2018年12月24日
アジア太平洋トレードセンターの営業時間内

カメラの台数と設置場所

アジア太平洋トレードセンターITM棟2Fハーバーアトリウム設置のデジタルサイネージシステム1台

プライバシーポリシー

上記の通り、研究の一環として撮影データを収集しています。撮影データを適切に収集・管理するためにプライバシーポリシーを定めています。

データ削除依頼

撮影データの削除を希望される場合、削除依頼書に必要事項を記入し、撮影日から1週間以内に郵送もしくはメール添付でお送りください。

連絡先/相談窓口

その他不明な点、お問い合わせ等は下記までご連絡ください。
実施主体およびデータ収集管理責任者:
大阪大学大学院 情報科学研究科 准教授 菅野 裕介
連絡先:sugano@ist.osaka-u.ac.jp
大阪府吹田市山田丘1-5
大阪大学大学院 情報科学研究科
マルチメディア工学専攻 ビジネス情報システム講座
06-6879-7826